タンジュンペレパス港 (Port of Tanjung Pelepas) がサプライチェーン・イノベーター・オブ・ザ・イヤー賞を受賞
-サプライチェーンアジア主催の授賞式で、タンジュンペレパス港は、ネイヴィス (Navis) のソリューションの活用による大幅な生産性向上の功績が認められ、デジタルトランスフォーメーション部門で受賞した-
バンコク, Nov. 02, 2024 (GLOBE NEWSWIRE) -- マレーシア最大の積み替えハブ港であるタンジュンペレパス港 (PTP) は、10月18日 (金) に開催された2024年サプライチェーンアジアアワードで、サプライチェーン・イノベーター・オブ・ザ・イヤー賞 (デジタルトランスフォーメーション部門) を受賞した。 この賞は、総合的なデジタルトランスフォーメーションの取り組みの一環として、データ駆動型の意思決定能力、予測分析、リアルタイムモニタリングを強化するために、Kaleris®によるNavis®の海事ソリューションを活用した同港の取り組みを評価するものである。 PTPは、Navis N4 RTG-Optimization™およびOpsView™ソリューションによる顕著な成果が評価され、トランスフォーメーション部門で選出された。
「この賞は、当社のオペレーショナルエクセレンスとイノベーションへの取り組みの証です。」と、過去7年にわたりPTPのデジタルトランスフォーメーションを率いてきたPTPの最高執行責任者 (COO) であるジョー・スコフィールド (Joe Schofield) は述べている。 「顧客とチームメンバーは、当社の業務の最も重要な部分です。 デジタルトランスフォーメーションは、優れたカスタマーサービスと安全で有意義な職場環境を通じて、彼らにとって最高の体験を生み出すことを目的としています。 カレリス (Kaleris)との提携は、デジタル化を推進する上で役に立っており、おかげでこれらの約束を実現し、新たな効率性の水準を達成することが可能になっています。」
PTPは、イノベーションをその使命の中心的な要素と考え、超大型コンテナ船に対応できる最新機器を運用し、カレリスのNavis N4ターミナルオペレーティングシステムによる多数のターミナルハンドリングサービスを提供している。
Navis OpsViewによるリアルタイムのターミナル業務モニタリングを導入したことで、PTPは業務効率を改善し、接岸生産性を向上させ、操業コストを削減した。 OpsViewのデータにより、PTPは、3秒ごとにコンテナ1個を移動させるという新しいパフォーマンス基準を設定するために必要な情報を得ることができた。 PTPはまた、カレリスと提携して開発したNavis RTG-Optimizationモジュールの背景でイノベーションを推進した。 PTPはこの技術を活用して、RTGの作業、ブロック、レーン割り当てにおける意思決定を自動化している。 需要の高い分野に応じて作業を優先順位付けすることで、PTPは、RTGの生産性を6%向上させ、貨物コンテナの荷繰り予測を77%改善し、手動によるゾーン管理を排除した。
カレリスのCEOであるカーク・ナフ (Kirk Knauff) は、付け加えて次のように述べている。「この賞は、オペレーショナルエクセレンスの基準を再定義することにより業界を牽引する中で、PTPが果たす非常に重要な役割を正当に評価したものです。 PTPは、先進技術による継続的な改善を常に取り入れています。 非常に革新的な港として、PTPは、自社の業務を最適化することが、下流の物流やより広範なグローバルサプライチェーンに好影響をもたらすことを理解しています。」
サプライチェーンアジア (SCA) アワードは、アジアのロジスティクスおよびサプライチェーン分野における専門家や企業の優れた功績やマイルストーンを称えることに特化したプラットフォームである。 イノベーター・オブ・ザ・イヤー部門では、画期的なソリューションや技術の実証済みの導入、イノベーションによる具体的な成果、拡張性、持続可能性、将来のトレンド形成の可能性などの主要分野を評価して、イノベーションにおけるリーダーシップを決定する。
PTPは今年、2024年5月から9月まで5か月連続で、100万TEU以上の取扱量を一貫して維持し、大きなマイルストーンを達成した。 特に、2024年9月22日には、単一の12時間シフトで14,036件の岸壁移動という前例のない記録を達成し、それまでの記録を更新した。
また、PTPは、世界銀行とS&Pグローバル・マーケット・インテリジェンスが発表した最新の2023年コンテナ港効率性評価 (CPPI:Container Port Performance Index) によると、世界で5番目に効率的なコンテナ港として認められている。 現在、同港はコンテナ取扱量で、世界トップクラスのコンテナ港の中で15位にランク付けされている。
タンジュンペレパス港について
タンジュンペレパス港 (PTP) は、マレーシアで最も活気のある積み替えハブ港であり、年間1,300万TEUを取り扱うことができる。 同港は、信頼性が高く、効率的で高度なサービスを主要な海運会社や輸送業者に提供し、マレーシアおよび海外の荷送人に世界市場への広範なコネクティビティを提供している。 PTPは、大手公益事業およびインフラストラクチャグループであるMMCコーポレーションベルハッド (MMC Corporation Berhad) (70%) と、世界64か所の重要な拠点に施設を持つ主要なグローバルポートグループであるAPMターミナルズ (APM Terminals) (30%) とのジョイントベンチャーである。
カレリスについて
カレリスは、クラウドベースのサプライチェーン実行・可視化テクノロジーソリューションの大手プロバイダーである。 カレリスは、ヤード管理、輸送管理、保守・修理業務、ターミナルオペレーティングシステム、外航海運会社および船舶ソリューションのためのミッションクリティカルなテクノロジーを提供することで、世界最大手のブランドの多くから信頼を受けている。 主要なノードやモードにまたがるサプライチェーン実行ソフトウェアアセットを統合することで、グローバルサプライチェーンにおける摩擦や非効率の原因となるダークスポットやデータギャップに対処している。 カレリスについて詳しくは、www.kaleris.comを参照されたい。
本発表に付随する写真はこちらから入手可能:https://www.globenewswire.com/NewsRoom/AttachmentNg/2b4e8ec2-a00e-46ce-ada5-3ff59d124744

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