デノード (Denodo)、セレス (Seres) の「データ・オン・ホイールズ (Data on Wheels)」データアクセラレーター構築を支援
データ配信速度を飛躍的に向上させるとともに、セルフサービス機能も拡張
北京発, May 01, 2025 (GLOBE NEWSWIRE) -- データ管理分野のリーダーであるデノードは、デノード・プラットフォーム (Denodo Platform) が、中国の大手自動車メーカーであるセレスによって、スマートファクトリーからのデータやアプリケーション開発用データを含む業務データへのアクセスを加速・簡素化・拡張するために活用されていることを発表した。
中国における最近の「AI+」イニシアチブ、およびインテリジェントでコネクテッドな新エネルギー車の開発拡大が重要施策とされるなか、製品計画・設計、部品調達・サプライチェーン管理、製造・組立・品質検査、さらには販売・アフターサービスに至るまで、自動車のバリューチェーン全体において、膨大な量のデータが生成されている。
多くの自動車メーカーと同様に、セレスもこうした変化により効果的に対応するため、デジタルトランスフォーメーションを推進してきた。しかし、同社の変革が進展する中で、抽出・変換・ロード (ETL) プロセスを用いてデジタルツールやプロセスを業務オペレーションと統合する際に、大きな課題に直面した。
セレスは、論理データ管理 (logical data management) 製品であるデノード・プラットフォームをデータファブリックソリューションとして導入し、スマートファクトリーおよびその他のデータソースからのデータを迅速に統合し、同社のBIツールに対して信頼できる統一されたデータソースを提供できるようにした。 ETLプロセスとは異なり、論理データ管理プラットフォームは異種のデータソースに接続可能であり、データの複製に依存することなくデータ管理を実現する。
デノード・プラットフォームの導入により、セレスのデータ配信速度は従来のETL手法と比較して88%向上し、同社が「データ・オン・ホイールズ」と呼ぶデータアクセラレーターの実現につながった。 また、デノード・プラットフォームのクエリ最適化機能により、異種データソースをまたぐ高効率なクエリが可能となり、データ提供能力とビジネス部門によるセルフサービスアクセスの向上が実現された。
デノードのアジア太平洋・日本地域担当バイスプレジデント兼ゼネラルマネージャーであるリチャード・ジョーンズ (Richard Jones) は以下のように述べている。「セレスがデノード・プラットフォームから得た初期成果を目の当たりにし、大変嬉しく思いました。 これは当社の他のお客様が得た成果とも一致していますが、セレスはデノード・プラットフォームの機能を迅速に活用し、組織全体に利益をもたらしました」。
現在、セレスでは認可された担当者がデノード・プラットフォームを用いてデータの準備を行うことが可能であり、ビジネスユーザーはローコード/ノーコード機能を活用してアプリケーションを構築できるようになった。 BIツールは同社内でより広く利用されるようになり、IT (情報技術)部門の負担を軽減すると同時に、ビジネス部門におけるデータ管理への関与を高めている。
加えて、デノード・プラットフォームは、セレスに対して成熟したパフォーマンス保証メカニズムと包括的なセキュリティ保護を提供しており、業務データソースへの安全かつ安定したアクセスを実現している。 これにより、セレスのデータガバナンスおよびコンプライアンスの枠組みは一層強固なものとなった。
セレスのデジタル製造部副部長であるイン・リウ (Yin Liu) は以下のように述べている。「デノードはデータ管理分野におけるリーダーとして際立っています。 デノードの独自のソリューションは、自動車業界におけるデータ管理を再定義しており、『データ・オン・ホイールズ』の実現に向けた、真に効率的かつインテリジェントなアクセラレーターを提供しています」。
デノードについて
デノードはデータ管理のリーダーである。 受賞歴のあるデノード・プラットフォームは、業界をリードする論理データ管理プラットフォームとして、AIやセルフサービスを含むエンタープライズ全体のあらゆるデータ関連の取り組みに対し、データを信頼できるインサイトと成果に変換している。 世界中のあらゆる業界のデノードの顧客は、データレイクハウスやその他主流のデータプラットフォーム単独と比較して、わずか3分の1の時間、かつ10倍のパフォーマンスで、AI対応およびビジネス対応の信頼できるデータを提供している。 詳しくは、denodo.comを閲覧されたい。
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