台湾アーティスト、カナダCMWで公演 国際エージェントがさっそく提携を画作
文化部映画・テレビ・流行音楽産業局の主催により、台湾アーティストの阿爆(アーバオ)、孔雀眼(JADE EYES)、Dizparityは北米最大規模の『カナダCMW音楽フェスティバル』に参加し
TORONTO, CANADA, May 16, 2018 /EINPresswire.com/ -- 地元トロント時間5月10日、11日の二日連続でコンサートを行い、そのうち本日(11日)盛大に催された「台湾の夜」は、多くの著名バンドが巣立っていき、メディアからトロントLive Houseベストテンのひとつに数え上げられているRivoli Pool Hallで行われた。アーティストたちは三者三様に持ち味を発揮して聴衆から大歓迎を受けるとともに、今回のカナダ公演を利用して国際的に知られた音楽プロデューサMark S Berryを訪問。ゴールドディスク、プラチナディスクの認証を受けること36回に及ぶ、このベテランプロデューサは、台湾「金曲賞」および大中華圏における三者の代表的な地位を十分に心得ている。「台湾の夜」で「阿爆」、「孔雀眼」が熱唱後、コンサートめぐりをしていたエージェントの目に止まり、提携の交渉に入った。このイベントは、1981年CMW音楽フェスティバル(Canadian Music Week)に端を発し、カナダで最も影響力ある音楽界、メディア界のイベントにまで発展しており、毎年、音楽産業の代表が多数ここに結集すると同時に、1万人以上のファンが詰めかける。カナダの外国語のうち中国語の使い手は最大のグループであり、トロントは北米ではニューヨーク、ロサンゼルスに続いてコンサート活動の会場として有名であることから、このイベント参加はことのほか重要な意義がある。地元がもつ文化的な包容力も加わって、CMW音楽フェスティバルのステージは台湾アーティストによって無視できないイベントとなった。
本日の「台湾の夜」開演前に行われた台湾アーティスト特別記者会見では、会見を主催した大京芸術の厳子貿クリエーティブディレクタがあいさつに立ち、台湾アーティストと世界のアーティストとの共演を促し、地域に捉われない互恵的な活動を増やしていきたい旨のメッセージを伝えた。そして、駐トロント台北経済文化弁事処の徐詠梅処長、国際的な音楽プロデューサMark S Berryも登壇してスピーチし、台湾アーティストを歓迎して、祝福のエールを送った。
「台湾の夜」は原住民シンガーの阿爆がトップバッターで登場。オープニングの古風な独唱で会場の視線を釘付けにしてから、原住民の言葉を教えて一緒に歌ったり、生まれながらのシンガーとしての恵まれた声を生かした、リズム感とエネルギーに溢れるパフォーマンスだった。女性電子音楽バンド「孔雀眼」は、強烈なエレクトロのリズム、宙を漂うような女声ボーカルの歌唱が特徴で、今回の公演のために、別バンドであるOVDSのドラム担当者を助っ人に加え、強烈なまでのリズムと目まぐるしい変化で驚きと興奮を与えた。第8回『金音賞』電子音楽部門でダブル受賞を果たした「Dizparity」は、若さとエレクトロによる主張のみならず、聴衆をより深い世界へと導いていった。
アーティストは公演の合間を縫って、「グラミー賞」受賞プロデューサのMark S Berryのオフィスを訪問し、台湾の次世代アーティストの多様なスタイルをアピール。Berryの方も「台湾の夜」公演を鑑賞するようパートナーを招いた。「阿爆」「孔雀眼」のパフォーマンスは特に印象深かったようで、公演後エージェントがさっそくツアー交渉に入り、今回の参加アーティストにとってすばらしいスタートとなった。「台湾の夜」およびCMW音楽フェスティバルの最新情報、公演スケジュールについては、大京芸術公式ファンページ(facebook.com/gca3nt)で随時更新されている。
Dolly
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