気象情報、シップルーティング、フリート運航管理ソリューションなどの分野をリードするStormGeo（ストームジオ）は、戦略的パワールーティング ( Strategic Power Routing ) サービスを開始したと発表しました。

HONG KONG, HONG KONG SAR, March 17, 2021 /EINPresswire.com/ -- 気象情報、シップルーティング、フリート運航管理ソリューションなどの分野をリードするStormGeo（ストームジオ）は、戦略的パワールーティング ( Strategic Power Routing ) サービスを開始したと発表しました。Power Routing は、さまざまな気象条件下において船舶の出力を最適化することにより、航海スケジュールに影響を与えることなく燃料効率を高め、排出ガスの削減を目的とした航路支援サービスです。

高波や強風、船首方向からの強い潮流などの気象海象状況に遭遇した際、船舶は速度や回転数（rpm）を維持するためには出力を上げる必要があり、結果として燃料を多く消費することになります。

Strategic Power Routingの場合、現状および今後予想される気象状況、ならびに船種毎に算出された統計的な船速損失を組み合わせ、出力の安定維持と燃料消費量を増加させないよう最適な回転数を推薦します。



Kim Sørensen（キム ソーレンセン）
StormGeo COO

「私たちは顧客との密接な協力関係の下、一年近くにわたってStrategic Power Routingの開発に取り組んできました。本サービスの検証結果は非常に良好であり、ご協力いただきましたお客様は大きな投資利益率を上げられたことを確認しています。」と、StormGeo COO Kim Sørensen（キム ソーレンセン）と述べています。また、Kim 氏は 「すでに数多くのお客様によってStrategic Power Routingに関心を示していただいており、当社は非常にエキサイティングな時を迎えています。私たちのこれまでの取り組みは、正しい方向に向かっていることを証明していると思っています。」と述べています。

Rolf Reksten（ロルフ・レクステン）
StormGeo航路支援サービスの主担当者

Rolf Reksten（ロルフ・レクステン）、Strategic Power Routing を含む航路支援サービスの主担当者は、「Strategic Power Routingの開発過程において注力したのは、統計的な船速損失の算出と気象予測のアルゴリズムとを一体化させることでした。当社のもつアルゴリズムは数十年にわたって数千隻の船舶から収集したデータによって構成され、常に進化しています。結果として、より正確な出力と回転数をアドバイスすることが可能になり、サービスを利用する船舶は航海を通じて燃料消費量、ならびにガスの排出量を削減しながら最適な出力での航行が可能になりました。」

Strategic Power Routingは、StormGeo の提案するソリューションs-Suiteシリーズに加わる新たなサービスであり、最適航路支援サービスの一部となります。今後、このサービスはs-Suiteのサービスをご利用いただいているお客様へのオプション、あるは単体のサービスとしてご利用いただけます。

StormGeo（ストームジオ）について
StormGeoは、海運、石油・ガス、再生可能エネルギー、ならびに航空業界向けに気象情報や支援サービスを提供する分野をリードするグローバル企業。計画航路の立案、航路の最適化、あるいはフリートの管理を目的とし、1万2000隻を超える船舶がStormGeoのソフトウェアや支援サービスを利用している。

StormGeoは24時間年中無休のグローバルオペレーション・センター8拠点に加え、１５ヶ国に２４か所のオフィスを展開中。また、The UN Global Compact for Sustainable Ocean Business「持続可能な海洋ビジネスのための国連グローバル・コンパクト」の参加企業として、気象状況の監視や分析、天然資源の保護に注力し、お客様が環境に配慮したビジネスの意思決定を行うための支援を行っている。

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Russell Green
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